ICL レーシック

ICL(眼内永久コンタクトレンズ手術)とレーシック手術の違いと比較

ICLとレーシックの違い

 

視力矯正の方法としては、レーシック手術以外にもICL(眼内永久コンタクトレンズ手術)というものがあります。

 

ICL治療は、一言でいうのなら眼内に専用のコンタクトレンズを埋め込む施術になります。

 

レーシック手術は角膜を切開して「ふた(フラップ)」を作成して、その中に視力矯正用のレーザーを照射することで視力を回復させて、その後にフラップを戻します。

 

この「視力矯正レーザー(エキシマレーザー)を当てる」ことで、角膜を削ることになるのがレーシック手術なのですね。

 

それに対して、ICL眼内レンズの手術は角膜までを削ることがありません。

 

 

ICL(眼内永久コンタクトレンズ手術)とフェイキックIOL

 

ICLの手順としては、角膜を切開して、切開した箇所に「専用のコンタクトレンズ(後房型レンズ)」を置きます。

 

後房型レンズを置く位置ですが、虹彩と水晶体の間になります。

 

なお、レーシック以外の同じ視力矯正手術であるICLとフェイキックIOLは、しばしば混同されます。

 

同じではないかと言う人もいますが、両者はコンタクトレンズの種類と、眼内に入れる位置が違う・・・ということです。

 

ICLはフェイキックIOLの一種とも言えますし、両者は似た施術ではあるものの、細かな違いはあります。

 

使用されるレンズ 眼内に入れる位置
ICL眼内レンズ 後房型レンズ 虹彩と水晶体の間
フェイキックIOL 前房型レンズ 虹彩に固定

 

ここで言う「前房型レンズ」「後房型レンズ」というのは、コンタクトレンズの種類です。

 

前房型レンズはフェイキックIOLで使用されるもので、折り曲げることができないため、角膜を切開する範囲が広くなってしまいます。

 

切開する範囲が狭いのが後房型レンズで、折りたたむことも可能なため、より傷つけないコンパクトな施術ができるようになりました。

 

フェイキックIOLというのは、元々は白内障の手術治療で使われる技術から発展したもので、IOLというのは水晶体の意味合いがあります。

 

ICL眼内レンズが注目されるようになったのは、レンズ製品の改良が進んだことでより細かで安全性の高い施術ができるようになったこと、ハローグレアなどの症状などの改善も見込めるようになってからです。

 

それまでのデメリットが技術の進歩で解消されてきたことで、近年では人気も高まっているのですね。

 

また、レーシック手術自体のデメリット(角膜を削るため、不可逆的で元に戻せないこと)が広く認識されるようになったこともあるでしょう。

 

現在、品川近視クリニックではフェイキックIOL手術の方は東京院・福岡院のみで行っています。

 

品川近視クリニックのフェイキックIOLについては、アルチザンというレンズの材質を使用しています。

 

名古屋院ではフェイキックIOLは対応していませんが、ICL眼内レンズの方は施術を受けられます。

 

 

レーシック手術と比較してみると

 

レーシック手術とICL手術(眼内永久コンタクトレンズ)は、それぞれメリットとデメリットがあります。

 

レーシック手術の方から考えられそうなことを挙げてみましょう。

 

レーシック手術のメリットとデメリット
メリット デメリット
費用が比較的安い施術もある(両眼で10万円台〜30万円台など) レーシック特有のリスクがある(ドライアイ、過矯正での眼精疲労、不正乱視など)
眼内にレンズを入れるわけではない(裸眼でいられる) 角膜を削るため、不可逆的で元に戻せない
乱視の矯正もできる 適用範囲の制限があり、強度近視やその他の問題(角膜の薄さなど)で受けられない場合もある
レクストという角膜強化も見込めるレーシックもある 近視が強い人では術後に数年以上経過すると、矯正された視力が元に戻ってくる場合もある(度数戻り)
老眼治療との組み合わせも可能 メニュー内容によっては高額にもなりうる(ICLと大差ない費用になることも)
メニューと価格帯が豊富なため、予算に合わせて検討できる

 

レーシック自体のメリットは、いろいろとあります。

 

なお、レーシック手術は角膜を削るために不可逆的で元に戻せない・・というデメリットがありますが、これは危険なことでしょうか。

 

たとえば歯科治療などでも歯を削る施術はありますが、これも削った箇所は元には戻せません。

 

不可逆的な治療ではありますが、一般的な虫歯治療などでは普通に行われています。

 

レーシックの場合、近視の度合いの強さで角膜を削る量が増えたりする問題も出たりするので、それで受けられない(受けない方がいい)こともあります。

 

どの程度なら可能なのか?ということは、適応検査を受けて医師の方とよく相談した上で聞いてみるのがおすすめです。

 

デメリット=リスク(危険)では一概にないので、そうした面も含めてICLかレーシックかを検討してみると良いですね。

 

レーシックは費用の予算が両眼で20万円台〜30万円台ぐらいでも現実的に検討できる面で、視力を回復させるための選択肢としては有力です。

 

 

 

 

一方で、ICL眼内コンタクトレンズの方にもメリットやデメリットはあります。

 

ICL手術(眼内永久コンタクトレンズ)のメリットとデメリット
メリット デメリット
コンタクトレンズを眼内に付ける形で、外したい場合には外して元に戻れる(可逆的) 費用は高額になりうる(両眼で40万円台〜70万円台など)
角膜を削らないため眼によりソフトで、術後の不正乱視を抑えやすい 手術後の入浴シャワー・飲酒などで制限が厳しく、術後1週間ほどは顔・髪へのシャワーも不可(洗髪、アイメイクなどにも支障)
適応範囲が広く、最強度近視(-10D以上)ぐらい重度の近視でも受けられる ICLで使用する後房型レンズは折りたたみ式で回転の可能性があり、乱視矯正に向かない(ICL乱視用レンズもあるが、追加で10万円かかる場合も)
眼内コンタクトレンズは交換の必要がなく、手入れの必要もなし、永久に付けることもできる ICL眼内レンズを付けた後に、見え方に違和感が出たり、度数が合わないことなどでレンズ交換の手術が必要になる場合もある
眼内レンズはUVカット率90%の素材で、眼を紫外線からケアできる ICL手術は認定医でないと施術できないため、対応している眼科クリニックは限られる

 

ICL手術の方は、やはり必要な費用が高額になりやすいというデメリット面はあります。

 

かけられる予算で考えていて、無理のない範囲で可能かどうか検討してみると良いでしょう。

 

ICL手術については、近視の度合い(近視度数)でも費用に差が出たりします。

 

近視度数が-5D未満、あるいは-5D以上か・・・で料金も変わってきたりしますので、軽度の近視である方が安い価格にはなります。

 

またICLは、術後の制限の面でも支障が出たりします。

 

ICLを体験した方の話では、1週間ほどは特に入浴・シャワー(顔から下のシャワーは可)などの制限はあるようなので、まとまった休みの日が取れるような機会にICL手術を予約する方がおすすめなのかもしれません。

 

特に、術後1週間の入浴・洗髪・洗顔が不可(翌日からは美容院での洗髪は可)なので、そうした制限は考慮する必要はありそうです。

 

術後1週間の洗顔については、顔を濡れたタオルでふく程度のことは可能です。

 

 

レーシック手術とICL手術に共通のリスクとデメリット

 

なお、レーシック手術・ICL手術のどちらにも共通のリスク・デメリットはあります。

 

眼に限らず手術全体に言えることですが、執刀する際の医療ミスや、術後の感染症などは万全な対策をしていてもリスクとして認識する必要はあります。

 

ハローグレア(光がにじむ、まぶしくなるなど見え方の違和感)現象についても、ICLでも起こりうるリスクです。

 

ICL手術の方は、強度の乱視矯正については苦手な面もありますが、後房型レンズではなく前房型レンズを使用するフェイキックIOLは強度乱視の人にも適しています。

 

 

ICL手術は認定医制度

 

ICL眼内レンズ手術は、どこのクリニックでも行えるわけではありません。

 

レーシック手術の場合は資格が特になくても手術は可能ですが、ICL手術の場合はICL認定医のみ施術できます。

 

今のレーシック手術は機械によって自動化された施術になっていて医師の技術には特に左右されない点が大きく、ICL手術は人の手で行われる施術であることもあります。

 

ですので、ICL手術を受けに行きたい場合にはICL認定医が在籍しているクリニックに行く必要が出てくるでしょう。

 

これは全国でもまだ少なく、遠くまで来院しなくてはいけないケースもあります。

 

ICL眼内レンズの施術を行っているのは、主に東京都内にあるICL対応可のクリニックが多いでしょう。

 

(地方の眼科・クリニックでも、場所によってはICLを行っている医院もあります)

 

都内まで通うのが負担な遠方の人や、なるべく症例数の多いクリニックを選びたい人は、東京以外にも大阪府や愛知県、福岡県、北海道などでも通える品川近視クリニックは大手でおすすめです。

 

 

 

 

サイトのトップページへ戻る

 

 

 

 

 


page top